2013.08.04 Sunday 22:35
皆の衆、元気であるか?
暫くの間、諸々と更新が出来ず、皆に心配をかけてすまなかったのぅ。。。
儂は、己自身が順風満帆である時は、勢いに乗れるのだが、色々と身の回りで起きると、事が片付くまで何も手につかない性格であり、先が見えるまで死人のようになる癖があるのじゃ。
そんな性格を鍛えるべく、7月29日(木)に禅・断食修行に入ったのだが、その間に我が屋敷ではモコ之進が大変な事態に陥っておった。。。
本当は2泊3日で行う修行なのだが、何か心に支えるものがあり、儂は1日早めの30日の夜に帰陣に入ったのだが、帰陣途中に光秀から連絡が入る。
光秀は、モコ之進が幼少の頃から知っておる故、モコ之進も心を許しており、様子を見てもらう約束をしておった。。・が、光秀が我が屋敷に伺った時には、モコ之進はぐったり状態。。。
どうやら、前日の夜、我が屋敷周辺は豪雨と雷が凄いかったらしく、母親の匂いがするレース糸付近に行ってしまったよう。。。
そのレース糸が、モコ之進の歯に引っ掛かり、糸はどんどんモコ之進の体内に飲み込まれれ行ってしまったようだった。。。
帰陣致すと、モコ之進は一生懸命に儂の許に駆け寄る。。。
動くのも辛そうで、モコ之進の寝所は悲惨な状態であった。。。
掛かりつけの病院は、もう閉まっており、1日様子を見るか迷ったが、救急病院に連れていく事に。
深夜2時まで、ありとあらゆる検査と点滴をして、一度帰宅。
モコ之進は、元気をアピールするが、少し経つと嘔吐が酷い。。。
儂の寝所では気を使ってるのであろうか、気分が悪くなると寝所から降りて、床に眠る。
何度も何度も、嘔吐をし、見ていられなかった。。
翌日の土曜日からモコ之進は入院をし、検査と点滴に。
モコ之進の居なくなった我が屋敷は、本当に寂しく、時間が経つのも長く感じる。。
翌朝、モコ之進の面会に病院に行き、点滴をしてる間、一緒に居てやるが、モコ之進は家に帰りたいばかりで、不安そうな眼をしておった。
儂は、いつも居て当たり前の様に感じておったモコ之進を、今一度自分自身にとって無くてはならない存在だと確認を致す。
何も出来ぬ儂だが、神様と仏様に頼る事が出来る事であり、モコ之進が復調致すまで、禁酒と出来る範囲での断食を致す事に致した。
モコ之進の辛さに比べれば己の辛さは非では無かったが、出来る事で精一杯頼む日々であった。
退院してからも、水を飲み、食を摂らすも、直ぐに嘔吐を致す。。。
でも、モコ之進は儂の前で元気な顔をし、時には玩具で遊ぶ仕草もしてくれる。
そんなモコ之進の態度に、泣いても泣いても涙が出て、何も出来ぬ己が辛かった。。
事態が起こって1週間目の8月2日(金)の朝、もう一度夕方まで入院と、検査を告知され、最悪割腹し異物を取り除くしか無いと宣告をされる。。
モコ之進は、2年前より心臓病の薬を飲んでおり、手術はリスクが大きいのである。。
先生も出来れば手術をせず、何とか異物が便か嘔吐から出てきてくれれば・・・との事だったが、1週間の嘔吐と絶食は、モコ之進の体力消耗も限界が近づいている。
儂は、もしモコ之進の身に何かあった場合は、出家を致す所存であった。
母も居なくなり、弟のモコ之進も居なくなってしまったら、儂は何の為に生きていけば良いのか分からず、色々な角界の方々に相談に乗ってもらった結果、それが己の試練だと悟ったからである。
この日は、全然時間が経過せず、何も手につかなかった。
夕方、モコ之進を迎えに病院に。。。
病院内でも儂一人だけが暗く、他の犬も不安そうな顔で話しかけてくれてきた。。
先生に呼ばれ診察室に。
そこには、モコ之進が微かに尻尾を振り、儂を見つめていた。
「一部の糸が取れましたよ。。。」
先生から言われた!
本当にこの言葉を聞いた時、儂は飛び跳ねたいぐらい嬉しく、先生も「願いが通じましたよ」と言ってくださった。
だが、まだ糸は残っているのはたしかであった。
とりあえず、モコ之進の舌裏についていた糸が、食道辺りまで伸びていたらしく、それが切れただけ助かってはいたが、糸が出ない限り心配は拭えなかった。
家に帰ると、食道にあった糸が取れたせいか、モコ之進に食欲が少し戻っていた。
何も与えないように・・と言われておったが、少し御飯を与えてみる。
ガツガツとは食えないが、少し口にしてくれて、水も飲んでくれる。
後は、吐かなければ危険な状態が打破出来た訳だが・・・。
暫くすると、モコ之進の胃腸が動きはじめたのか、腹の音が凄くする。。
そして、尿か便をしたくなったらしく、儂の顔を見て訴える。
モコ之進を抱え、便所に連れていき、儂は容態をみる。
モコ之進は暫く便所の辺りを周り、便の格好に。。。。
儂は心の中で「どうか、糸が出てきますように・・・」を何度も願い、モコ之進を見つめた。
モコ之進から便らしき物が出始めた。。。
一生懸命腹の中の物を出そうとしてる。
そして・・・。
モコ之進から出ていた物は、便ではなく異物であった!!
儂はモコ之進を抱きしめ、ゆっくりと異物を出してやる。。
今回はす〜っと異物が出てきた。。。
モコ之進から異物が出きったのである!!
嬉しくて嬉しくて、モコ之進を抱えて飛び跳ねた。。。。
モコ之進も儂の顔を何度も舐め、嬉しいようだった。
翌朝、病院では先生を初め、看護士の皆様も喜んでくれ、後は普通の便が出れば安心との事であり、その便も、本日、ようやく出来、モコ之進復調の確認が出来たのじゃ。
長き1週間であり、愛しい者への再確認や、日常の確認など・・・色々な事を勉強した出来事であった。
●何でも無い一日は、一番の幸運な日であり、一日一日を楽しむべきである。
久々に髭の無い儂であるw
若返ったであろぅ?
今後も、暫くの間は髭無しに致すかのぅ!!
儂の許に戻ったモコ之進。。。
また徐々に我儘が戻ってきておるのが、心配であるw
●先月の中旬に発売された「るるぶ岐阜 飛騨高山白川郷'14」にて儂が岐阜城の魅力を紹介させて頂いておるぞ!
岐阜城だけでなく、岐阜県の魅力もたっぷり紹介されておる故、皆で岐阜県を楽しまぬか?
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